Mac OS X にPHP開発環境を作る! 〜PDTにZendDebuggerを設定〜

さてさて前回のMac OS X にPHP開発環境を作る! 〜ZendDebuggerでデバッグ環境構築〜に続いて、EclipseでZendDebuggerを使用する為の設定を行います。まずは、PDTを起動します。次にメニューの Eclipse > Preferences を開きます。PHPサーバーのドキュメントルートを設定します。PHP > PHP サーバー を選択するとすでにDefault PHP Web Serverが表示されていると思うので、それを選択して編集をクリックします。

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サーバーのドキュメントルートを示すURLにMAMPのドキュメントルートURLになるようにポート番号8888を追加します。そして下の公開情報の「このサーバーへプロジェクトを公開」をチェックしてOKをクリックします。

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次にPHPの実行可能ファイルを設定します。PHP > PHP実行可能ファイル を選択します。次に検索ボタンをクリックするとディレクトリを選択するダイアログが表示されるので、アプリケーション > MAMPのフォルダを選んでOKをクリックします。するとMAMPフォルダの下にあるPHP4とPHP5の実行ファイルが自動的に追加されます。

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今回構築したいのはPHP5なので、PHP5の実行可能ファイルを選択して「デフォルトの設定」ボタンをクリックします。ちなみにPHP5の設定内容は下の通りです。PDTの新しいバージョンでは下記の画面にphp.iniを設定する箇所が増えている様で、これを設定しないと正常にデバッグできないということをコメント欄で教えていただきました。(Thanks kitaさん)もしも「PHP ini file(optional)」みたいな入力箇所が表示されている場合には、PHP5のphp.iniの設定ファイルを指定してください。場所は/Applications/MAMP/conf/php5/php.iniです。

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PHPデバッグの設定をします。PHP > デバッグ を選択します。設定内容はすでに下記の様になっているはずです。なっていなければ変更してください。

  • PHP:Zend
  • デフォルト・サーバー:ドキュメントルートを設定したPHPサーバー
  • デフォルトPHP実行可能ファイル:PHP実行可能ファイルを設定したPHP

 

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これでデバッグが出来る様になったはずです。

  1. Mac OS X にPHP開発環境を作る! 〜Eclipseのインストール〜
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  4. Mac OS X にPHP開発環境を作る! 〜ZendDebuggerでデバッグ環境構築〜
  5. Mac OS X にPHP開発環境を作る! 〜PDTにZendDebuggerを設定〜
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