WindowsにPHPの開発環境を作る ~yumでCentOSをアプリをアップデートする~
CentOSの各種アプリをインストールしたりアンインストールしたりアップデートするのにyumと言うプログラムを利用します。しかし、会社などでPCを使用している場合にはプロキシサーバーを経由しないとインターネットに接続できないことが多々あります。その為の設定をしてからCentOSのアップデートを行います。。
まずは 「アプリケーション>アクセサリ>GNOME端末」をクリックします。
まずは、yumの接続をプロキシ経由に変更します。「su」と入力するとパスワードを聞いてくるのでroot用パスワードを入力します。管理者モードになっていることを確認して「vi /etc/yum.conf」を入力してEnterを押下します。
yum.confの適当な場所で「a」を押下して編集モードにします。「proxy=https://プロキシサーバー名:ポート番号」を追記します。プロキシーサーバー名、ポート番号などは自PCのIEの接続設定などを確認するかシステム管理者に確認してください。
入力したら「Esc」を押下して編集モードを抜け、「:wq」と入力してファイルを保存してviを終了します。
後は僕の環境ではこのままyum updateすると「GPG key retrieval failed~」なるエラーが発生したので、追加で下記に続く設定をします。この様なエラーが出ないならそのままyumでアップデートできるのかも???
「vi /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo」を入力してEnterを押下します。
下部の方で「a」で編集モード、「enabled=0 → enabled=1」変更して、「:wq」でファイルを保存して終了します。
次にファイルなどを取得するプログラムwgetをプロキシ経由に変更します。「vi /etc/wgetrc」と入力してEnterを押下します。
中断あたりに「#http_proxy = ~」という記述があるので、「a」で編集モードにして先頭の「#」を消してプロキシの設定をします。「http_proxy = https://プロキシサーバー名:ポート番号/」。変更したら「:wq」で保存して終了します。
先ほど取得したGPG-KEYをインポートします。「rpm –import RPM-GPG-KEY-CentOS-5」と入力してEnterを押下します。
これでやっとCentOSのアップデートが行えるようになりました、「yum update」と入力してEnterを押下するとアップデート可能な物を確認して、本当にアップデートして良いか?っと確認してくるので「y」でアップデートを開始します。はじめてのアップデートの場合にはかなり時間がかかるので気長に待ちましょう。
これでやっとCentOSのアップデートが完了しました。次回はyumを利用してPHP開発環境に必要な物をそろえていきます。