Visor Prism → CLIE → iPhone → Android そして。
その昔、Visor PrismというPDAを持っていた。
PDAの聖地「秋葉原のMobile Plaza」に足を運んでは色々なアクセサリーを購入した。
カラー液晶にビジネス向けのソフトウェアの数々。
PDAに魅了された僕は「きっと将来、皆がPDAを持って生活するのでは?」っと思っていた。
でも、一部のマニアだけでそれ以上広がる事は無かった。
それから数年が経ち、あのソニーがPalm OSを搭載したPDA(CLIE)を発売した。(当時の僕はソニー信者(ソニーが大好き)でした)
デザインも格好良く、当時のデジタル系雑誌では大きく取り上げられていた。
勿論、直ぐに購入した。
ソニーはCLIE Plaza?なるソフトウェアダウンロード用の専用Webサイトを立ち上げ、色々なソフトウェアを提供した。
「今度こそは」と思っていたが、はやり広がりは一部のユーザーだけにとどまった。
そして、去年の今日(2008年7月11日)iPhoneが発売された。
久々にデジタルガジェット熱に火がついた僕は発売日に購入した。
そして、昨日Androidを搭載したHT-03Aが発売された。
見えるはずの無いドアの向こうに新宿アルタが見えるのは、不思議であると同時に興奮した。
iPhoneも発売されて1年が経過し、Androidも発売されインターネット携帯の時代に突入した。
iPhoneの売れ行きを聞くと順調に広がっている様に思えるが、まだまだ一般(父母やITに詳しくない人達)には広がっていない。
PrismもCLIEも単体機器としては良く出来ていたが、どこでもいつでもインターネットに繋がらない、それ単体で完結してしまうPDAは広がらなかった。
結局、人はインターネットというヴァーチャルの世界でも、人と人とのつながりを求めているんだと思う。
そういう意味でいつでもネットに繋がり、Twitterやmixiなどを介して人との繋がりを感じられるサービスを簡単に利用出来るiPhoneやAndroidは今までのPDAとは違うのかもしれません。
今始まったばかりのインターネット携帯時代に、ただただワクワクする今日この頃です。