05.さくらインターネットVPSを使ってみる。〜Webサーバーを作る〜
注意事項
サーバー管理については全くの素人が調べながら書いているので、セキュリティ的に脆弱な設定方法などが多々あると思われます。詳しい方は優しくご指摘いただけると幸いです。
さて今度はWebサーバーをたてます。サーバーにsshで接続している前提で話を進めます。
yumと言うコマンドで簡単にWebサーバーのインストールが行えるので今度はyumでインストールしてみます。「yum -y install httpd」と入力するとWebサーバーのインストールが行われます。yum -y install 【インストールするモノ】でインストールされます。オプションの「-y」は「確認ダイアログが出たら取りあえずyesで」っという意味?のようです。
yum -y install httpd
インストールが完了したら、Webサーバーのサービスを起動します。「/etc/rc.d/init.d/httpd start」と入力してEnterを押下すればサービスが起動されます。これでもうWebサーバーは取りあえず動きます。
/etc/rc.d/init.d/httpd start
Starting httpd: [ OK ]
本当にWebサーバーが動いているかテスト用のHTMLを置いて確認してみましょう。「emacs /var/www/html/index.html」でWebルートの配下に「index.html」を作ります。
emacs /var/www/html/index.html
内容は下記のように適当に作成します。ブラウザでIPアドレスを入力してアクセスすると作成したHTMLの内容が表示されると思います。
<! DOCTYPE html>
<html>
<body>
<p>Hello world!</p>
</body>
</html>
これでWebサーバーは出来ましたが、最後に少しだけWebサーバーの設定を変更します。
emacs /etc/httpd/conf/httpd.conf
Webサーバーの設定を「ServerSignature Off」に変更します。こうすると、WebサーバーのApacheのバージョンとかが表に見えなくなるらしいです。
ServerSignature Off
そして、設定を反映する為にWebのサービスを再起動して完了です。
/etc/rc.d/init.d/httpd reload
Reloading httpd: [ OK ]
今回はここまで。