WWDC2012をみていて気がついた便利な事。

Appleが1ヶ月前に開催したWWDC。

開発者向けのセッションが多数開催されており動画が公開されています。

で、この動画は英語なのですが何となく毎日30分程度見るようにしています。

先日解禁になったModern Objective-Cとかその他諸々、便利な機能が盛り沢山。

ただ、内容はNDAの関係で発表されるまで他言できない訳ですが、全然セッションとは関係の無い所でいくつか便利だなと思ったことがあるので書いてみます。

Command + Shift + O(オー)でファイルを簡単検索

これはセッションの内容とは全く関係ないのですが、Appleのエンジニアが「Open Quickly」を使ってファイルを開いているのを見て感動します。

開発後期になってくるとファイル数が増えてきて、ファイルを探すのが手間になってくるんですよね。

そんな時は「Command + Shift + O(オー)」を押して「Open Quickly」を開き、ファイル名の頭文字をタイプしてあげるとサジェストしながらファイルを検索してくれます。

LLDBを使って変数の中身を覗く

これも全然知らなかったのですが、LLDBを使うと変数の中身をリアルタイムに覗けるみたいなんです。

例えば「_apps」という変数の中身をデバッグしながら見たい時には今まではNSLogを使って変数の中身を覗いてました。

NSLog(@”%@”, _apps);

でも実はそんな面倒なことをする必要はなかったみたいです。

まずは「_apps」の中身を見たい所にブレークポイントをセットしてデバッグ時に表示されるコンソール画面で「p _apps」と入力すると配列なら値の数が見られます。

そして「po _apps」とすると配列の中身も見ることができます。(開発効率10倍アップ!)

p _apps
po _apps

そしてLLDB内ではObjective-Cのメソッドも使えます。インテリセンスも動きます。

「_apps」配列の最初のオブジェクトの中身のみ見たい場合には

po [_apps objectAtIndex:0]

iOS開発をしていると英語の苦手意識を持たずに積極的に英語の情報を集める必要性をヒシヒシと感じます。